GERMANIA ANNO ZERO
父親を殺した少年の罪は戦争が遺した罪か?
ロッセリーニ独自のリアリズムが噴出する戦争第三作。
ロッセリーニは戦争終結直前のイタリアで『無防備都市』と『戦火のかなた』にナチ・ドイツの暴虐に対する抵抗運動を生々しいドキュメンタリー・タッチで描いた。
このネオ・レアリスモ(イタリアン・リアリズム)第三作は、さらにつきつめた冷静な態度ですべてを破壊し尽くされたドイツの悲惨に映像独自の眼を向け、その現実をフィルムに移し替えた。
廃墟になったベルリン、焼けビルのアパートに住むエドムント少年とその一家の物語。
| 監督: | ロベルト・ロッセリーニ |
|---|---|
| 出演: | エドムント・メシュケ/エルンスト・ピットシャウ/インゲトラウト・ヒンツェ/フランツ・クリューガー/エーリッヒ・ギューネ/アレクサンドラ・マニス |
| 製作年: | 1948 |
| 製作国: | イタリア |
| 上映時間: | 74分 |
| 映像色: | モノクロ |
| 字幕: | 日本語 |
| 音声: | イタリア語 |
| 規格: | 片面1層 |
| 画面サイズ: | スタンダード |
| 受賞歴: | ★1948年ロカルノ映画祭1等賞・脚本賞 |