アレクセイ・ゲルマンDVD-BOX

ソ連/仏=ロシア

1971~98年

強烈な体験
学生の時に東京国際映画祭でみた『フルスタリョフ、車を!』が初めてのアレクセイ・ゲルマン体験でした。マーティン・スコセッシがカンヌ国際映画祭でコンペ部門に出品されたこの作品について「何が何だかわからないが、すごいパワーだ」と評したといわれていますが、本当にそんな感じでした。見ているそばから内容の記憶が消去されてしまうような異様な感触。ブッとんだものに出くわしたというショックがあったことを思い出します。

そのあと過去の作品『道中の点検』『戦争のない20日間』『わが友イワン・ラプシン』に触れる機会があって(お茶ノ水のアテネ・フランセだったと思います)、この映画監督の凄味を思い知り、以来、ゲルマンの名前は同時代の世界に存在する比類なき才能として、脳裏に強く刻まれました。

『フルスタリョフ、車を!』にはエミール・クストリッツァ監督の作品にも通じるテンションの高さや狂乱のムードがあります。『道中の点検』『戦争のない20日間』はウェルメイドな雰囲気を持った重厚な物語でまるで黒澤明の様。『わが友イワン・ラプシン』には仏ヌーベル・ヴァーグのようなみずみずしさと切なさがあるように思います。

こうやって自分の映画体験を引っ張り出すのが精いっぱいなくらい、圧倒的で普遍的な映画体験が、ゲルマン作品にはあると思います。

アンドレイ・タルコフスキー監督『ストーカー』の原作でも知られるロシアのSF作家ストルガツキー兄弟。彼らの作品をゲルマンが映画化する!、と知ってから早10年余り…。一向に公開される気配がなく、制作が頓挫したのか…と思っていたらどうも近々完成というような噂が!これは絶対見逃せない!
  (IVC ロ・マン)

野ばら

オーストリア

1957年

春風にのって
“天使の歌声”ウィーン少年合唱団が、今年もやってきます。 ウィーンの音楽大使として世界中でコンサートを行い、なかでも日本でのツアーは毎春恒例となっています。昨年は、震災の影響により見送られましたが、地元ウィーンで史上初の全4組合同で(通常モーツァルト組、ハイドン組、ブルックナー組、シューベルト組がそれぞれ活動しています)「東日本大震災復興のためのチャリティコンサート」を実施しました。

1年ぶりにやってくる春の使者ウィーン少年合唱団。日本での人気を決定づけたのが『野ばら』です。美しいチロルの山々にひびきわたる透き通る歌声、名曲の数々。制作から半世紀たった今も、愛され続ける名作です。 4月下旬からの2012年 日本ツアーの一足先に天使の歌声を。
(IVC 野草)

エマ~恋するキューピッド~

イギリス

2009年

恋も色々
追いかける恋。ひたむきに想い続ける恋。いろんな形の恋がありますが、あなたはどんな恋をしますか?

エマは天真爛漫でみんなに愛されている女の子。他人(ひと)の恋愛成就に夢中で自分の気持ちには疎い女の子。表情がコロコロ変わり、まるで少女マンガから飛び出してきたようなエマを見ていると元気をもらって恋をしたくなってきますよ♪

もう一つの見どころは色とりどりの衣装です。エマは性格を表した明るい暖かみのある色が華やかで可愛いです。特典映像の衣装、音楽のこだわりもオススメです!
(IVC まめしば)