沈黙は金

フランス

1947年

原題:
LE SILENCE EST D’OR
ジャンル:
コメディー/フランス
監督:
ルネ・クレール
原作:
-
脚本:
-
撮影:
アルマン・ティラール
音楽:
ジョルジュ・ヴァン・パリス
キャスト:
モーリス・シュヴァリエ/フランソワ・ペリエ/ダニー・ロバン/マルセル・デリアン/レイモン・コルディ/ポール・オリヴィエ

映像:
モノクロ
音声:
フランス語
字幕:
日本語
ベル・エポックと呼ばれた古きよき時代の撮影所を舞台にフランスの粋を感じる恋愛コメディ
フランスの粋(いき)を感じる恋愛コメディである。ルネ・クレール監督は「巴里の屋根の下」(30)や「巴里祭」(32)などのパリ下町を舞台にした恋愛ものの秀作を生んでいると同時に、「自由を我等に」(31)や「最後の億萬長者」(34)といったコメディの名作も作っている。この「沈黙は金」はその両方の特色を合わせたような作品といっていい。
ベル・エポックと呼ばれた古きよき時代の撮影所が舞台になっているのは、映画ファンにはぜったい見逃せないところだろう。昔の撮影所の雰囲気が実によく出ている。
主人公の映画監督を演じるのが、ヴォードヴィル(寄席)芸人として世界的に名をはせたモーリス・シュヴァリエだ。フランスだけでなく、アメリカ映画でも戦前から活躍していた。戦後のファンは、あのオードリー・ヘプバーンとゲーリー・クーパーが共演した「昼下がりの情事」(57)で、オードリーの父を演じたシュヴァリエを覚えているだろう。
そのシュヴァリエが、ルネ・クレールのしゃれた演出センスに生かされて、フランス中年男の粋をたっぷり味わわせてくれる。フランスの、そしてパリのエスプリがじっくりと楽しめる佳編である
<作品情報>
1947年ブリュッセル国際映画祭大賞受賞
パッケージ定価(税込):3990円