サルタン王物語

1966年

ソ連

原題:
СКАЗКА О ЦАРЕ САЛТАНЕ
ジャンル:
SF・ファンタジー/ソ連
監督:
アレクサンドル・プトゥシコ
原作:
-
脚本:
アレクサンドル・プトゥシコ
撮影:
イゴール・ゲレーニ/ヴァレンチン・ザハロフ
音楽:
ガブリール・ポポフ
キャスト:
ウラジーミル・アンドレーエフ/ラリーサ・ゴルブキナ/オレグ・ヴィドフ/クセ-ニヤ・リャビンキナ/セルゲイ・マルチンソン

映像:
カラー
音声:
ロシア語・英語・フランス語・スペイン語ボイスオーバーの4ヶ国語
字幕:
日本語・ロシア語・英語・フランス語・ドイツ語・オランダ語・スペイン語・イタリア語・ポルトガル語・ヘブライ語・スウェーデン語
品番:
RCCF-1035
時の止まったふしぎな島に王妃と王子は流れ着いた。旧ソ連映画の特撮の第一人者プトゥシコの1966年の作品
旧ソ連映画の特撮の第一人者プトゥシコの1966年の作品。「エフゲニー・オネーギン」や「スペードの女王」で知られる文豪プーシキン(1799〜1837)の童話の映画化。若い王に愛された末娘がその幸運をねたむ姉たちの悪だくみで王子もろとも海に捨てられるが、不思議な島に漂着、晴れて幸せを取り戻すまでの物語。おとぎ話としてはそう珍しい展開ではないが、CG全盛の今見ると素朴な特撮がかえって魅力だ。この物語はリムスキー・コルサコフがオペラにしているし、たぶん子どものための劇やバレエなどもあって、それらを踏まえての映画化と思われる。アニメ化もされているが、アニメだとさまざま不思議が起きたり魔法で変身したりしてもあまり驚きはない。しかし特撮ならやっぱり意外性があり、王妃と王子が樽に入れられて海に捨てられる前後なども、俳優が演じればこその哀れさがある。波間から出現する巨人の勇士たちも、特撮ならではの驚きとおもしろさが際立つ。また特撮ではないが王に従って戦場へも航海へもついて行く、鐘をいっぱいつけた移動用の鐘つき台なんて、こんなものが本当にあったかどうかは別として、プトゥシコ作品はこういう半分冗談みたいな細部が実に楽しい。家族で見ながらあれこれ発見を楽しむのもいいと思う。
パッケージ定価(税込):4935円