女狙撃兵マリュートカ

1956年

ソ連

原題:
СОРОК ПЕРВЫЙ
ジャンル:
戦争/ソ連
監督:
グリゴリー・チュフライ
原作:
ボリス・ラヴレニョフ
脚本:
グリゴーリー・コルトゥノフ
撮影:
セルゲイ・ウルセフスキー
音楽:
ニコライ・クリューコフ
キャスト:
イゾリダ・イズヴィツカヤ/オレーグ・ストリジェノフ/ニコライ・クリュチコフ

映像:
カラー
音声:
ロシア語・英語ボイスオーバー・フランス語ボイスオーバーの3ヶ国語
字幕:
日本語・.ロシア語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語
品番:
RCCF-1032
1957年カンヌ国際映画祭特別賞作。戦争によって引き裂かれた愛の物語。「誓いの休暇」のチュフライ監督デビュー作
スターリン批判後の“雪どけ期”に先駆する清新な作品。ロシア革命直後の物語ではあるが、敵同士の男女の悲恋を通して戦争のむなしさを訴える。グリゴーリー・チュフライ監督の第1作。ドイツ系アグファ・カラーが使われており、その淡い色彩が、いまは遠く過ぎ去った内戦のエピソードを回想風に見せていく。主人公は革命軍(赤軍)の小隊に属するマリュートカ、農民出身の若い女性で射撃の腕前はピカ一。しかし、撃ち損じた反革命軍(白軍)の将校を捕虜にしたことから、彼女の運命は大きく変化する。舞台はカスピ海東側の砂漠地帯。砂漠の美しさと非情さとが印象的であり、小隊はここを通ってアラル海へ、そして対岸のカザリンスク(現カザフ共和国)へ向かおうとする。第2作の『誓いの休暇』(1959)や、ペレストロイカ以後上映を解禁された『君たちのことは忘れない』(1978)にも共通する強いヒューマニズム、詩情、戦争への悲しみがこの第1作にもよく現れている。
<作品情報>
1957年カンヌ国際映画祭特別賞
パッケージ定価(税込):4935円